はじめに:賃貸退去清掃の費用で損している人が多すぎる
賃貸退去後の原状回復費用、正しく把握していますか?
退去時に「思ったより高い請求がきた」「敷金が全額消えた」という話をよく耳にします。
現役のハウスクリーニング業者として正直に言います。退去費用は知識があるかどうかで数万円変わります。
この記事では、退去費用の相場と、合法的に費用を抑えるための方法をプロ目線で解説します。
退去費用の相場
退去費用は原状回復費用とハウスクリーニング費用で構成されており、相場は2万円~9万円以上と幅があり、居住年数や広さ、補修箇所の多さなど、さまざまな要素により金額が変動します。
間取り別の目安はこちら👇
| 間取り | 退去費用の目安 |
|---|---|
| 1R・1K | 2万~4万円 |
| 1LDK | 3万~6万円 |
| 2LDK | 5万~9万円 |
| 3LDK以上 | 8万円~ |
借主が払わなくていい費用がある
ここが一番重要です。通常損耗(普通に生活していて生じる損耗)や経年劣化については、借主に原状回復義務はないとされています。
つまり、以下は借主が払わなくていいものです👇
- 日焼けによる壁紙の変色
- 家具を置いたことによる床のへこみ・跡
- テレビ裏の壁の黒ずみ(電気焼け)
- 画びょうの小さな穴(通常使用の範囲)
一方、借主が払うべきものはこちら👇
- タバコのヤニによる壁紙の汚れ
- ペットによる傷・においの付着
- 故意・過失による壁や床の損傷
- 結露を放置してできたカビ
原状回復の負担を減らす方法
居住年数が長いと経年劣化の影響が大きくなるため、貸主側の負担割合も増えます。
例えば壁紙の耐用年数は6年。6年以上住んでいれば、壁紙の残存価値はほぼゼロになるため、借主の負担はほぼなくなります。
費用を抑える具体的な方法
① 入居時に部屋の状態を写真で記録する
もともとある傷や汚れを証拠として残しておくことで、退去時に不当な請求をされるリスクが減ります。
② 退去立ち会いには必ず参加する
立ち会いできず、後から高額請求されたトラブルも多いです。その場でサインを求められても、持ち帰って確認する権利があります。
③ 国土交通省のガイドラインを把握しておく
不当な請求には、ガイドラインを根拠に交渉することが有効です。
④ 日頃の掃除を怠らない
ハウスクリーニング費用は、通常の掃除をしていない場合に全額借主負担になることがあります。日頃からきれいに使うことが最大の節約です。
⑤ 契約書の特約を必ず確認する
契約書に「退去時のハウスクリーニング費用は借主負担」と特約が書かれている場合は、自分でどれだけ掃除してもプロのクリーニング費用を請求される可能性があります。
退去後清掃(ハウスクリーニング)の費用相場
管理会社が手配するハウスクリーニングは相場より割高になることがよくあります。業者に直接依頼する場合の相場はこちら👇
| 間取り | ハウスクリーニング費用相場 |
|---|---|
| 1R・1K | 15,000~30,000円 |
| 1LDK | 25,000~45,000円 |
| 2LDK | 35,000~60,000円 |
| 3LDK以上 | 50,000円~ |
プロとして正直に言うこと
退去前に「自分でハウスクリーニングをしたから費用を払わなくていいのでは?」と思う方もいます。
ただ契約書に「退去時のハウスクリーニング費用は借主負担」と特約が書かれている場合は、自分でどれだけ掃除してもプロのクリーニング費用を請求される可能性があります。契約書を必ず確認しましょう。
また退去後の清掃は、オーナーから依頼を受けた清掃業者が行うのが一般的です。
N.Nスタイルでも退去後清掃に対応しています。大阪・茨木市周辺でお困りの方はお気軽にご相談ください!
まとめ
退去費用を抑えるポイントはシンプルです。
- 入居時に部屋の状態を記録する
- ガイドラインを知っておく
- 日頃から丁寧に使う
- 退去立ち会いに必ず参加する
- 契約書の特約をしっかり確認する
知識があるだけで数万円変わります。ご参考にしてください!


