東芝のドラム式洗濯機にEP3エラーが表示されて困っている方へ。
EP3は乾燥系のエラーで、ヒートポンプユニットの汚れや詰まりが原因であることが多いです。
今回、実際にEP3エラーが出ているお宅にお伺いした際の現場写真をもとに、原因と対処法を解説します。
EP3エラーとは

東芝ドラム式洗濯機のEP3は乾燥工程でのエラーです。
主にヒートポンプ系の異常・過熱・詰まりが原因として挙げられます。
「乾燥が途中で止まる」「乾燥時間が異常に長い」という症状が出ていた場合、EP3エラーの前兆であることが多いとされています。
なぜEP3エラーが起こるのか|仕組みを解説
東芝のドラム式洗濯機は、乾燥運転時にヒートポンプユニットで空気中の湿気を集め、水として排出する仕組みになっています。この除湿水は本体最下部にあるドレンポンプによって汲み上げられ、排水される構造です。
乾燥のたびに衣類から出る糸くずや洗剤カスがこの排水経路に少しずつ入り込み、ヒートポンプ内部でヘドロ状の汚れとして蓄積していきます。この汚れがドレンポンプに入り込んで詰まらせると、除湿水が正常に排水できなくなります。
排水できない状態のまま運転を続けると、内部に水が溜まり続けてあふれ出るおそれがあるため、安全装置としてEP3エラーが表示され、運転が自動的に停止する仕組みになっていると考えられます。
💡 SHARPのドラム式洗濯機で多い「C33エラー」も、今回のEP3エラーとほぼ同じ仕組み(ヒートポンプ内の汚れがドレンポンプに詰まる)で発生します。SHARP製をお使いの方はこちらの記事もあわせてご確認ください。
→ 【SHARP】ドラム式洗濯機C33エラーの原因と直し方
EP3エラーが出る前によくある前兆
EP3エラーが突然出るケースもありますが、以下のような症状がエラーの前兆として現れることがあります。
- 乾燥中に「ゴロゴロ」「ガラガラ」といった異音がする
- 乾燥時間が以前より長くなってきた
- 乾燥しているはずなのに衣類が生乾きのまま残る
- 乾燥途中に洗濯機が止まるようになった
これらの症状が出始めた段階で内部クリーニングを検討することで、EP3エラーへの進行を防げる可能性があります。
現場で確認した原因|ヒートポンプユニットの汚れ
実際にお伺いした現場の状態をご覧ください。

ヒートポンプユニットが格納されているカバーを外すと、内部にホコリ・ヘドロ状の汚れが蓄積していました。


これだけの汚れが蓄積すると、ヒートポンプが正常に機能しなくなり、乾燥効率の低下やEP3エラーにつながることがあります。
クリーニング後の状態


ヒートポンプ クリーニング前後の比較

クリーニング後はEP3エラーも解消され、乾燥機能が正常に戻りました。
EP3エラーが出たときの対処法
まず試せること
- 電源を切って数分待ち、再起動する
- 乾燥フィルターを外して清掃する
- 排水フィルターを確認・清掃する
※ただし、ヒートポンプユニット内部の汚れが原因の場合は、上記の対処では改善しないことがあります。
プロへの依頼を検討するタイミング
- エラーが繰り返し出る
- 乾燥時間が以前より明らかに長くなっている
- 乾燥フィルターの清掃をしても改善しない
- 購入から3年以上、一度もクリーニングしていない
ヒートポンプ式ドラム式洗濯機は定期クリーニングが前提
ヒートポンプ式は省エネ・衣類への負担が少ない優れた方式ですが、内部にホコリや湿気が蓄積しやすい構造でもあります。
定期的なクリーニングを前提として購入・使用することをおすすめします。
目安として、年1回程度の内部クリーニングを検討してみてください。
まとめ
東芝ドラム式のEP3エラーは、ヒートポンプユニットの汚れが原因であるケースが多くあります。
フィルター清掃で改善しない場合は、内部のクリーニングが必要になることがあります。
大阪・茨木市周辺でドラム式洗濯機のクリーニングをご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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